電力線通信(PLC)の次は
◆先日、電力線通信が解禁された。
電力線通信とは、パソコンなどの電源コードをコンセントに入れるだけで、インターネット接続が可能になるというものなのだ。
電気のコンセントを用いてデータ通信を行うものだが、原理的には、アナログの電話線 に高い周波数帯域のデータ信号を重畳するADSLと似たもので、物理的には、200bps程度の通信が可能となると言っている。
◆インターネット接続には、電話線のみが重宝されてきた。
同じ電気系なのに電話線ばかりが通信インフラとして注目され、電力会社も自分のところだって家庭に入り込んでいるのだから、と思ったのかはどうかは判らないが、総務相が解禁にしたとはいえ、問題は山積みだ。
家庭の電力線に高周波数の通信用電波を流すことから電源コードからノイズが発生する。
審議会の過程では、短波放送事業者、アマチュア無線家、天文学者などは猛反対されている。
実際、アメリカでは2004年にサービスが始まったが利用者は3千人しかいない。
ECに於いても全体で2万人(人口比では0.01%程度)と低く、撤退を示す企業も増えている。
◆一般家庭に通っているものといえば電話線、電力線、水道管、ガス管だろうか。
そんななかで電力線についでガス管も名乗りをあげた。
ガス管の利用については2種類あるようで、ひとつはサンディエゴのNethercomm社が発表したガス管の中に光ファイバーを通すというもの。
基地局をガス会社として光ファイバーをガス管内を通すことでケーブルの敷設を簡略化できるというものだと思う。
今のところ、どんな問題が新たに発生するか予測できない状況だし、日本の場合、ガス管の敷設記録が曖昧なので、いまひとつ現実味が無い(家はLPガスなので元々関係がないが)ような。
◆まさか次は水道管とは言わないだろう、基本的に市(公共)の管轄だし。
水道管の中を電気がというのは、今ひとつ怖いような気もするし(もっともそれはガスも同じだが)。
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コメント
下水管の中に光ケーブルの敷設は
10年以上前から東京都下水道局でやってる
罠
投稿: 77su | 2006年9月22日 (金曜日) 午前 04時47分
このPLCは色々問題があるまま見切り発車の感が強いです。
問題点について簡単にまとめてみました。是非ご覧ください。
PLCに対しての印象が変わるかもしれません。
http://nonomura.iza.ne.jp/blog/
まだ法改正の骨子が決まっただけで、実際まだ調整しなければならないことが多すぎます。医療機器への影響も懸念されていますので、厚生労働省がどう判断するかとか。とにかく推進派メーカーから出てくるお花畑記事に騙されないよう、色々情報を見極めることが必要ですね。
投稿: 野々村 | 2006年9月27日 (水曜日) 午前 10時16分