地デジ
アナログ放送が終わる、と言われる2011年7月まで後10ヶ月。
我が家にあるテレビは未だ全てブラウン管、偶にアナログ放送を観ている。
別に拘っているわけではないが、まあ今見えているんだからと今に至っている。
地デジTV自体も年々様代りし、以前の中心サイズだった32インチは40インチにシフト、価格は下がり40インチが6万円台で買える所まできている。
プラズマは形を潜め、ほぼ液晶の天下となりつつあるようだ。
バックライトはLED化し、ノングレアからグレアパネルに変わってきており、倍速駆動は当たり前になってきている。
そして3D、クアトロンと更なる高機能機種が出てきているが先日、東芝がメガネ無し3D機を発表し、今後まだまだ変わっていきそうだ。
こうなってくると買い換え時が難しい。
一番の難点は現在のTVで何も困っていないことだ。
壊れてもいないし普通に写っている。
これを廃棄するのも抵抗がある。
電機製品というのは日進月歩なものだから、買いたいときが買い時なのは分かっているのだが、買いたくもないのに買わなければいけないというのだから問題になる。
エコエコと騒いでおいて、これほどエコに反したことを強いるのはどうなんだろうか。
ものすごい反エコ行動にしか思えないのだが。
消費電力が下がるからとか色々言っているが、これだけのTVを作るのにどれだけの資源と燃料を使い、さらに廃棄するTVを処分するのに資源と燃料を使うというのは消費電力が多少下がったくらいで賄えるものとも思えない。
そもそも電波の有効利用と言っているが、これだけ情報量を上げておいて本当に帯域が空くのだろうか。
というか放送(地上波、BS、CS)が乱立するからいけないのであって、これほど放送を増やす必要があるのかが疑問だ。
一説によると、現在の地デジ受信機(TV、チューナー、レコーダー、パソコン等)の台数は8000万台ほどだそうで、未だ5000万台以上のアナログ受信機があるそうだ。
後10ヶ月でそれを全部デジタルに換える?なんだかとても無理そうな気がする。
難視聴地域はどうするのか共聴が遅れている所は?低所得者の所にチューナーを配ったってアンテナはどうするのか問題は山積みのような気がする。
このまま7月に放送が中止になると、どう考えてもすごい数の放送難民が出そうだ。
そうなるとNHKの受信料は以前の不払いの比ではないくらい減収するだろうし、民放だって視聴者が減って広告収入も減る、こんなのでやっていけるのだろうか。
更に時は7月だ。
じき台風シーズンである。
緊急放送が受信できなくて災害に遭ったら、ことは命の問題にまで発展しかねない。
そう考えるとどうしたって7月のアナログ停波はないような気がしてくる。
米国では06年末の切り替え予定が今回2回目の延期となり4年は遅れている。
韓国だって遅れている。
ということで、更にやっつけで計画した日本だって遅れるだろう(でもそうすると、今度は放送局がもたないような気がするが)。
さてどうなることやら(人ごとのように言っているが家では現在殆どTV観ていません)。
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