遺伝子組み換え原料
■「遺伝子組み換え原料は使っておりません」と表示された食品をたまに見かける。
ところが、使っていないと表示してあっても、遺伝子組み換え原料が5%まで含んでも良いことなっているそうだ。
使っていないとは100%を意味していると誰もが思う。
少しだから使っていないというのは、日本語としておかしいのは自明の理だ。
一般の消費者の95%が知らなかったというが、逆に5%も知っていたものだと驚いた。
■そもそも、遺伝子組み換え食品とはなんだということが良くわからない。
概略すれば、元々植物は品種改良という方法で、長い間かけて現在の形になった。
しかし、品種改良は時間、手間共に膨大でなかなかたどり着けない。
それを遺伝子操作で行うことで、手っ取り早く済まそうということ。
その遺伝子操作で改良を行った植物を使用した食品を「遺伝子組み換え食品」という。
つまり、遺伝子組み換え大豆と遺伝子組み換え大豆を加工して作った味噌などの加工品も遺伝子組み換え食品となる。
しかし、遺伝子組み換え大豆を加工して製造した油や醤油、遺伝子組み換え飼料を食べて育った家畜の肉、遺伝子組み換え酵母を利用して製造されたチーズなどは、法的には遺伝子組み換え食品にはならない。
■現在使われているのは、大豆、ジャガイモ、トウモロコシ、ナタネ、ワタ、テンサイが認められていて、醤油や油などさまざまな加工食品の原材料となっている。
で最も心配なのは安全か、どうして安全かというところだが、
・遺
伝子がつくるタンパク質が新たに含まれること
・タンパク質は胃腸の中でアミノ
酸に分解して吸収され、体の中で再びタンパク質に合成されるため体に溜まらないので悪影響はない。
・新しく出来たタンパク質も胃腸で消化されてしまうことが確認されなければ、商品化は許可されない。
だから大丈夫ということだ。
■とは言うものの、アレルギーになるとか、死亡者が出たとか、虫が死んだとか、抗生物質が効かなくなるとか色々と問題になることが多い。
これに対しては、実験段階でのことで、市場に出ているものはこういったことが起きないものだそうだが・・・
実際に不安は尽きないような気がするし、消費者だってなんとなく不安なのだ。
だからメーカーも使っていませんとアピールする。
使っていますなんて書くと売れなくなるから。
本当に安全で何の心配もないのなら、もっとアピールすれば良いのだが、どうもこういったことに関して官公庁や食品業界は解りやすく、しっかりと説明するということをしない。
だから、何時までたっても不安は残るし、信用されない。
新聞の1面でも使ってハッキリとアピールすれば良いのだ。
そのうえこんな灰色のことをするから、食品の安全というものが信用できなくなる、ということを厚生労働省や農林水産省、食品業界はもう学んでも良いのでは。
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