ファン
■とあるところで見つけたブログ、そこはソフトバンク携帯ファンとの論争の場だった。
こういった論争の場としては荒れていないようで、読んでいると結構面白い。
不思議なのはブログの主催者もソフトバンクを長年愛用しているにも係わらず、相対する立場を取っている点。
まあ、ファンの方のほうの理論もかなり飛んでいるので、気持ちは解らないでもない。
■論争の内容は、ソフトバンクは「他社を圧倒する基地局増設能力」があるとか、「純増、月30万以上も見込める」、「ゆくゆくは1位や2位になる」といったところだろうか。
基地局増設能力に関してファンの方は「今後ネットワークが逼迫しないように少ない時間と予算で多数の基地局を建設する能力」があるといっている。
これに対し「計画は計画であって、実現しなければ意味がない」というのが反論。
この辺りは反論者の方がもっとも、と大多数の人が思うのではないだろうか。
実際、2006年からのIMT基地局数の増加を見ても、FOMAは25,000弱から42,000超へ増えているがSBMは20,00超から25,000超となったのみで、ソフトバンクの言ったことは実現していない訳だし、このまま行っても永遠に追いつけない。
遅れているだけとファンの方は言っているが、少なくとも、孫さんの公約を信じて買ったのに使えないという実害を受けた人がいる限りは言い訳にもならないだろう。
■純増30万というのもきつい。
携帯市場が飽和に向かっている現在、年間平均で4~500万人前後の加入者を各社で取り合っている状態だ。
絶好調と言われているauでさえ届かない30万という数字が、これから出てくるとはないだろう、という反論者の意見が正しいように思える。
1位になるというのも、全くないとはいえないが、現状でドコモとソフトバンクの差は約4,000万人以上ある。
逆転するにはドコモとの差を毎年200万件追いついていったとして20年掛かる計算となる。
しかしそう簡単にはいかない、ドコモだって、いやauだって、ただ黙って追いついてくるのを見ているなんてことはないのだから。
■携帯電話・PHSの新規契約・機種変更・キャリア変更を行ったユーザーアンケートによると、キャリアを選択した理由については、NTTドコモに移行したユーザーは、「通話可能エリアが広い」「海外で利用できる国が多い」を、auに移行
したユーザーは「通話可能エリアが広い」「携帯電話機のラインアップ」「携帯電話会社のイメージが良い」「通話料金が安い」という理
由を、ソフトバンクに移行したユーザーは、「通話料金が安い」という理由を挙げているそうだ。
ソフトバンクについては簡単に言えば「通話料金が安い」以外の理由がないということになる。
これでは、なかなか他社に追いつき追い抜くことは難しい。
まずは他社と同じ「通話可能エリアが広い」を獲得するのが第一歩だろうか。
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