宮崎駿監督の新作

■宮崎駿監督の新作として、アニメーション映画「崖の上のポニョ」を来年夏に公開する。
宮崎作品は2004年11月公開の「ハウルの動く城」以来だから4年ぶりの作品となる。
公開は来年、夏なのでまだ1年以上あるが、
宮崎監督が瀬戸内海の町に滞在して構想を練り、昨年10月から自ら作画に取り組んでいるという。Photo_2
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「アニメーションの原点に戻ろうと、これまでの宮崎作品と違って緻密ではなく、子供が描いたようなタッチの絵に挑戦している」と話している。

■昨年の「ゲド戦記」は
邦画の興行収入1位76.5億円、とあいかわらず強かったのだが、「ハウルの動く城」196億円に比べると半分以下と随分と差が付いていた。
作品自体を観ていないので何とも言えないが、観た人が話題にすることもなかったので評判はよろしくなかったようだ。
親バカとか映画も世襲かとか一部では叩かれたようだし。
まあ、
ジブリという完成したシステムを使ってこそ出来た作品で、親子とはいえ違う個人が、同じような作品を作ること自体に無理があったような気もする。

■ジブリ作品は大体観てきたが、どうも最近の作品は個人的には振るわない。
私的には「千と千尋・・・」辺りからだろうか、もう一度観ようとは思わなくなったのは。
「紅の豚」はどうにも駄目、「猫の恩返し」はそこそこ、「たぬき合戦」はハッキリ駄目、「耳をすませば」は観ていない。
どちらかというとファンタジー系が好きなのはあるが、「ハウルの動く城」は何の印象も残っていないので、何であんなに凄い興行収入だったのかがさっぱり解らない。
昔を懐かしむ気はないが「風の谷のナウシカ」、「天空の城ラピュタ」、「魔女の宅急便」はもう一度観たいと思わせるものがあり、実際にレンタルでも未だにかなり出ている。

■今回の作品「崖の上のポニョ」は人間になりたいと願う金魚姫ポニョと5歳の男の子宗介の物語というからここのところ大人向けともいえるものから一転、「トトロ」路線なのだろうか。
とはいえ、CGを一切使わず子供っぽい感じの絵って話なので、緻密な背景の「トトロ」とは全く違ったものになるのかな。
しかし、どうも最近の大物監督系、宮崎、押井、大友作品、宣伝が大掛かりになるものほど面白くない気がするのは何故なんだろう。

 

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邦画

06年の邦画の興行収入が洋画を抜いたそうだ。
日本国内で公開された作品は邦画417本、洋画404本の合計821本。
総興行収入 は2025億5300万円で、過去最高を記録した03年の2032億590万円とまではいかないが、05年の1981億6000万円に比べ 102.2%増となった。
その中で邦画は総計で前年比131.8%の1077億5200万円、洋画の948億200万円を21年ぶりに抜いた。
観客総動員数は1億6427万7000人(
102.4%増)で、、スクリーン数も05年の 136スクリーン増しの3062スクリーンへと増加した。

■邦画の1位は
「ゲド戦記」76.5億円、とあいかわらずジブリが強いが、05年の「ハウルの動く城」196億円に比べると半分以下と随分と差が付いた
流石のジブリもかげりが見えてきている。
以下

「LIMIT OF LOVE/海猿」
71億円、
「THE 有頂天ホテル」60.8億円、
「日本沈没」53.4億円、
「デスノート/the Last name」52億円
「男たちの大和/YAMATO」
50.9億円、
劇場版ポケットモンスター」34億円、
「映画ドラえもん」32.8億円、
「涙そうそう」31億円、
「名探偵コナン」30.3億円
となっている。

■洋画をみると、1位の
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」110億円、も相変わらずの強さ。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」100.2億円、
「ダ・ヴィンチ・コード」90.5億円、
「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」68.6億円、
「M:i:III」51.5億円、
「Mr.&Mrs.スミス」46.5億円、
「フライトプラン」31.2億円、
「チキン・リトル」26.8億円、
「ワールド・トレード・センター」24億円、
「キング・コング」23.5億円、
となる。

うーん、邦画は相変わらずアニメの占める割合が多い。
ベスト10のうち4作品がアニメだ。
更にコミックが原作の映画が2作品入っている。
対する洋画は
シリーズものが上位を占め、やはり大作・シリーズ主義ともいえる。
しかし、これでは邦画復活とは、とても言えない気がする。
ちなみに両ベスト10のうち、私が観たのは邦画1本、洋画5本と圧倒的に洋画が多い。

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カノッサの屈辱

■「カノッサの屈辱」という番組を知っているだろうか。
知っている人は知っているという番組だが、今回2月5日に「カノッサの屈辱2007 バブルへGO!!SP」(深夜1・08)として一夜限りの復活を果たす。

■この番組、15年ほど前、フジテレビの深夜帯で放映されていた情報番組。
現代の流行や文化を、歴史上の人物や出来事を歴史の史実になぞらえて解説し、平成2年から約1年間放映され人気となった(ATP賞 '91 グランプリ受賞)。
当時、教授役として解説していた仲谷昇が亡くなってしまい、今回は伊武雅刀が新教授となり解説する。
仲谷昇のまじめな解説と無理やりこじつけでなぞらえた史実が絶妙で面白かったという印象は残っている。
当時はビデオや書籍も出ていたが、今では手に入らないようだ。

■この時期はフジテレビの深夜帯は質の高い面白い番組が多かった。
今でも覚えているのが「アインシュタイン」という番組。
やはり平成2年から約1年間放映された情報科学番組だった。
ネイチャー等、科学雑誌に掲載された論文の中から面白いものを解りやすく紹介したコーナーや、最新科学の概念を解説していた。
CGを使ったスタジオ風景や、解説の中にもCGが豊富に使われ、とても斬新でコアなファンを引き付けた。

■これらの番組は深夜帯としては、異例ともいえるほどファンを引き付けたにもかかわらず、1年で放映を終えている。
ファンがコア過ぎて視聴率が取れなかったのか、マンネリになる前に終了したのかは解らないが、あるある大辞典みたいに視聴率が良いからと何時までも続けると、ネタ切れとなって、ああいったことも起きる。
他にもだらだらと続いている番組は沢山あるが、いい加減引き際が肝心だろう。
上の二つの番組は1年という期間しか放映されなかったが、今でも覚えているし、もう一度観たいと思わせる番組だった。

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あるある

■あるある大辞典が打ち切りとなった
納豆のダイエット効果を紹介した情報番組「発掘!あるある大事典2」で実験データの捏造が発覚し問題視されていた。
番組のスポンサーは花王1社で、花王は1996年の番組開始当初から、更に遡れば花王名人劇場のころからだから30年来のスポンサー。
その花王が、今回の問題を受けてスポンサーを降りることになった。

■この番組の影響力はかなりものらしく、番組で紹介された品が翌日になると、スーパーから消えるそうだ。
今回の納豆でダイエットが放送された翌日には納豆は全て売り切れだったと家のものも言っていた。
これを受けて増産を始めた納豆業者が真っ先に痛手を受けた。
増やしたとたんに問題が発覚し増産どころか減産の憂き目となってしまった。

■まあ、この手のダイエットものは、流行るのも早いが廃れるのも早いので、売れ始めたからといって増産を始めた業者も業者だが(小売業者から発注が掛かれば仕方がないのだろうが)、効果が疑問視されると即座に手を引くのもどうかとも思う。
別に納豆が体に悪いわけでもあるまいに、今までよりも売れなくなるというのはどうしたものか。
いや、台湾だったか(納豆が流行っているそうだ)で、食べ過ぎると通風になるとかいう記事がでたとか言っていた。
どんなものだって食べ過ぎれば良くないのは当たり前なのだから、納豆を悪者みたいに扱うことはないだろうに。

■どうも視聴者はこういったことを鵜呑みにしすぎるようで、それが今回の問題が大きくなった要因とも言える。
みんなダイエットとか健康という言葉に弱く、TVでやっていたからと、それっとばかりに飛びつく。
以前、別の番組でもTVのいうとおりにやったらお腹をこわしたといって、打ち切りになった番組があった。
体というものは個々で違うのだから、効果も効能も各個人で違うのは当たり前だ。
万人に効果があるものなど(特にダイエットに関しては)そう簡単に見つかるものでもなかろうに。

■ともあれ、この手の番組は信用のうえで成り立っているのだから偽造データや検証のカットなどを行っては、信用度は一気になくなるのは仕方がない。
花王も「広告主として信頼性のある番組を要望していただけに、今回の問題は遺憾」としている。
それはそうだろう。
花王自体も健康をアピールしているメーカーなのだから、下手をすると花王の製品まで疑われかねない。

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コミックのドラマ化

■どうも最近(というか以前からか)コミック等のドラマ化(映画化)が目立つ。
私が知っているものも数多くあるし、知らないだけで実際はコミックが原作のものもあるだろう。
私はあまりTVドラマ(邦画も)は観ないのだが、原作が好きなものほどドラマ化されたものは観ない気がする。

■これだけ、コミックがドラマ化されるのは、おそらく日本だけだろう。
アメコミで映画化されたものはスーパーマンとスパイダーマン、あとはハルクぐらいしか知らない。
他にもあるのかも知れないが、TVドラマ化されたものを含め、上記以外あるのだろうか。
おそらくあったとしてもこの手のジャンルではないだろうか。
まあ、これも日本がいかに漫画大国かということなのだろうが、どうもTV業界は手っ取り早いと言う理由で人気があるコミックをドラマ化しているだけのように思える。
人気がある=面白いという考えだけで、主人公は人気のある奴を使っとけ、とばかりに作るので原作からはかけ離れたものが多く、キャラは合わないしストーリーも違う、間の抜けたようなドラマが出来上がる。
アニメ化でもなんじゃこりゃ、という作品は多いのだから、2次元の架空キャラクターを生身の人間に置き換えれば違和感が出るのは当たり前なのだし、原作は原作、ドラマはドラマとして別物でも良いのだが、ドラマ単品としてもどうもピントがずれたような作品になっている。

■この前、家のものがTVドラマを観ていたので面白いかと尋ねたところ、漫画みたいでつまらないという返事だった。
これ原作は漫画だよと教えると、やっぱりとの返事。
いや元は面白いのだと原作を読ませたところ、何だこっちのほうが全然面白いと言っていた。
原作通りに作れば漫画みたい(いや、実際、元は漫画なんだけれどもね)と言われ、独自の路線で作ると何だか訳のわからない物になってしまう。
原因はやはり消化不足ではないだろうか。
昔見たものでやはりコミックを原作としたドラマがあった。
これはドラマを観ると、原作が読みたくなったし、原作を読むとドラマが観たくなるという秀作だった。
本来ならこういったように相乗効果が現れるべきなのだろう。
少なくとも現在やっているもので、どちらも好きだというものは無い。
もう少し、しっかり消化したものを出して欲しい。
そうしないと、面白い漫画のほうも面白くないと思われてしまう。

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レンタルビデオ

◆近所にあったレンタルビデオ店が閉店した。
一時期は10店舗を数えたこのレンタルビデオ店も、この店舗の閉店によって2店舗に減ってしまった。
以前、私が会員になっていたビデオ店は6店在ったのだが、現在は3店に減っている。
残っているのは大手と書店系列のみとなってしまった。

◆近所にあった、そのレンタル店は5年ほど前、直ぐ先にTUTAYAがオープンしたが、それでも見ている限りTUTAYA以上に流行っていた様に見えたのだが。
そのレンタル店は新作が400円、旧作が330円だった。
対してTUTAYAは新作500円、旧作が400円だったので値段の差だと思う。
もちろんTUTAYAの方が売れ線の入荷数も多く、品数も豊富だったのは間違いないが、やはり価格がきつかったのかとも思ったのだが。

◆書店系列のビデオ屋は新作500円、旧作350円ではあるが、旧作4本セットで1000円というのが効いたのか今でもかなり流行っている。
まあ、書店が併設というのが利便性の面で有利に働いているのもあるのだろう。
もう一店舗、レコード店との併設のレンタルビデオ屋もある。
店舗的にはTUTAYAと同じくらいの大きさなのだが、ここは既にやる気がないというか、新作がなおざりに入荷してるぐらいで、大半が古ぼけたようなビデオだ。

◆ここに、最近GEOが参入した。
旧作ビデオ100円、DVD140円、新作300円という値段は周りのビデオ店の価格を、あっさりと置き去りにした。
この値段は、何処から来ているのだろう。
仕入れ価格の面からしてもTUTAYAが負けるとは思えないのだが、実際のレンタル料はここまでの差がある。
TUTAYAがボロ儲けをしているのかはいまひとつ判らないが、GEOがこの価格でもやっていけるということは少なくとも損はしていないはずである。

◆GEOはもちろん繁盛している。
不思議なことにTUTAYAの客が減ったかというと、そんな感じも無い。
TUTAYAの値段が下がったという話も聞かない、ハテ?
結局、私はGEOを愛用するようになっているのだが、GEOの欠点は何時までたっても新作のままだということ。
TUTAYAが3ヶ月だとしたらGEOは6ヶ月くらいだろうか。
それでも、TUTAYAの旧作よりGEOの新作の方が安いのだが。

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映画

◆久々に映画館に映画を観にいった。
招待券を貰ったからなのだが、本当に久しぶりの映画館は雰囲気といい、スクリーンの大きさ、音響といい何とも新鮮で、たまには来ても良いかもと思い直す好い機会だったと思う。

◆最近は自宅シネマ(レンタルビデオ)ばかりだったので、流行の映画と言うものを気にしたことが無かったのだが、今年の夏の映画は何が流行ったのだろうか。
1位はゲド戦記、2位はパイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト、3位はUDONと言ったところか。
思ったよりも邦画が上位の方にいる。
一昔前は邦画の斜陽も叫ばれていたが結構頑張っているなと思ったのだが。

◆平成17年の映画の興行収入を観てみると
入場者数1億6千万人、興行収入は1981億円、うち邦画が 817億円( 41.3%)、洋画が 1163億円( 58.7%)と言う数字。
実際、邦画が4割を超えているとは思わなかった。
で、その内訳は
1位 ハウルの動く城(196億円)、2位 ポケットモンスター(43億円)、3位 交渉人 真下正義(42億円)となっている。
なんとハウルの動く城が邦画全体の4分の1を占め、10億円以上の興行収入のなかで40%をアニメが占めているのである(洋画はロボッツの12億円位しかない)。
うーん、これはなんと言っていいのだろう。
今年の1位もゲド戦記となっている(興行収入の総計は未だ判らないが)。
邦画が頑張っているというよりもアニメが頑張っていると言えなくも無い。
アニメは日本の誇る文化(私も好きだが)だといってもこれで良いのかとも思ってしまう。

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シネコン

◆映画館に行くことがめっきり減った。
映画を見ていないわけではない。
家で見ることがほとんどになったからだ。
第一の理由が家の近所に映画館がないからである。
昔は市内にも5館はあった映画館も今では一館もない。
近隣の都市でも似たようなもので隣の市にあった単館の映画館はすでに無くなり、代わりに出来たのがシネコンである。

◆シネコンの起源はアメリカで1960年代にはもうあったそうだ。
といっても当時のシネコンは大きな部屋をカーテンで仕切ってあるようなもので音とかどうしていたのかと思う。
日本では1993年に出来たワーナー・マイカルが海老名に作った一号店が最初のものらしい。
1990年頃はレンタルビデオの普及により映画館は斜陽となり次々と閉鎖されていった。
そこへ大店法(1992年)の改正により大規模なショッピングセンターが多数オープンし、客引きのためにシネコンを付随させ数年で100件を超える盛況となった。

◆シネコンの魅力とは何なのだろうか。
・一つのところで多くの作品が選べる
・買い物のついでに寄れる
・駐車場が隣接されている
とかだろうか。
経営側としては
・集客効果(若者をよべる)
・集中管理による設備投資の削減
・受付や映写の集中による人件費の削減
辺りだろう。
単館の映画館の不便なところをうまく突いていると思う。
特に地方に行くと駐車場の問題は大きい。
車が交通の中心となっているところでは映画館に行くのにも車が便利だ。
といって映画館に座席分の駐車場があるところなど無いだろう。
市内にあった映画館もせいぜい10台も停めれば一杯だった。
これは斜陽となっている商店街にも当てはまる。
あくまでも個別に対応している商店街はまとまった駐車場を作ることが少なく、大きな駐車場を保有するショッピングセンターに客を取られてしまった。

◆2001年には大店立地法の施行により新たなショッピングセンターが建て難くなった。
市内のショッピングセンターは改修によりシネコンを作ろうとしている。
ジリ貧の商店街も対抗して空きビルを改修したりしてシネコンを作るのも手かもしれない。
駐車場をうまく作って商店街を通過させるようにすれば若者を引き寄せることも可能かもしれない。
しかし、個人商店はまとまるのが苦手なので無理かな。
でも一つの手でもあると思うのだが。
ショッピングセンターにシネコンが出来てからでは遅いのだから。

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